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オレとこなたは2階の階段付近に立っていた。
さすがにこの格好で外にでるのは、ゆい姉さんのお仲間に追い回されてるのは目に見えている。
「なにすんの?」
「まあ、予測はつくと思うけど」
時々着てはいるが、耐久テストなんてやっていない。
だから今回こなたに見つかったのは好都合だったかもしれない。
「オレを階段から突き飛ばせ」
「大丈夫なの、それ?」
さすがに気にしないこなたも眉をひそめる。
とはいえ、MSに乗ってたらコクピットにはもの凄い衝撃がくることがある。
これくらいで破けられたら、いくらデスティニーに乗っていてもレールガンの直撃で致命傷になる可能性がある。
「ザフトの技術を信じろ!」
「技術力は信用できるけど、運用力が信じられないんだけど」
相変わらずオレの世界の妙なところに詳しいこなた。
だからってロボット系のアニメを見る度に、オレの愛機と比較するのはやめてほしい。
「いいから、この程度なら悪くても擦り傷くらいにしかならない」
「そう? じゃあやるから」
こなたは頷くと、こなたはオレから離れて……ん?
「泉こなた、押して参る! チェースト!」
どかっ!!!
「ぐっ!?」
背中に衝撃が走る。
思った以上より重く、そして速くオレの足は地を離れ、体は段下へと向かう。
「って、蹴るなよー!?」
夜の泉家にオレの大声が響いた。