3
ドサドサドサ
しばらくしてこなたは漫画の本を大量にオレの部屋に持ち込んできた。
「なんだこれ?」
「ん、G.W.期間中に買った本だよ、わたしはこれ読むから」
「ハア!? じゃあ、オレは?」
「それでもやってたら?」
こなたが指した先には、MGの箱の山。
休日が続くと聞いて少し前に買ったのだが、結局この休み中1度も箱を開けれなかった。
「いいのか?」
「うん」
頷くこなた。
何を考えてるか全然分からない、まあ今に始まった事じゃないけどな
でもいいって言ってるんだしやらせてもらうか
それに何よりこいつが相手の場合考えるだけ損だ
どうせ、そんな大した理由を考えてないんだから
「じゃあお言葉に甘えるぞ」
オレは工具箱を出しに立ち上がった。