もう一つの記念の日
「お姉ちゃん、誕生日おめでとう!!」
「あら〜ありがとうひかげちゃん、お姉ちゃんとっても嬉しいわ」
「あはは〜大げさだな」
「うふふ」
『おめでとうございますひなたさん』
「うわぁぁぁぁ!! ……だれ?」
「あら〜レイ君、お久しぶり」
「えっ!? お姉ちゃんの知り合い?」
『レイ・ザ・バレルという』
「は、はあ………」
「レイ君は……昔の知り合いなのよ、その時は私も『スター3』なんて呼ばれてたのよ」
『そうですね、確か機体は『ゴラゴラ』でしたか?』
「それじゃあ円盤獣じゃないのよ〜
レイ君、冗談が上手くなったわね」
『それほどでもないですよ』
(またあの人に続いて変な人だよ ……お姉ちゃん類友多すぎ)
「ていうかレイさんなんか体が透けて見えるんだけど」
『ああ、死んでるからな』
「そうね、死んじゃってたわね」
「ああ、そうなんだ……えっ?
……ってことは、ここにいるのは?」
『幽霊、というやつだな』
「レイだけにって事ね☆」
『それは、皆言うのを我慢して―――』
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
お化け! いやお化けぇぇぇぇぇぇぇー!」
「ひかげちゃん!?」
「うぇえぇぇぇぇん!!!
怖いよ! 助けてー! 誰かー!!」
「ひかげちゃん、落ち着いて。
レイ君は霊だけど怖くないから、空気だから」
『ひなたさん………、俺にもプライドというのが………』
「話は後! 取りあえずひかげちゃんを泣き止ませて!」
『そんな無茶ぶりな』
「いいから、早く!!」
『わ、分かりました、ひかげ嬢』
「は、はい………」
『……殺すぞ』
「う、うぁぁぁぁぁぁん、怖いよー!!!」
「なんでそのチョイスなの〜!? みんなが期待してるのはそれじゃないでしょ!?」
『し、しかし、女性にはこっちの方がいいかなと………』
「うわぁぁあっぁぁぁぁん!!」
「アニメは進歩してるのよ、もう何年前のキャラなんて、忘れ去られていくだけなの!」
『ですが、『死神』とかは今でも大人気ですよ?』
「うぁぁぁぁぁん、殺さないでーまだ松坂牛も食べてないのにー!!」
「ガンダムとか一部はべつ〜!!
仕方ないわ、ほらほらひかげちゃん、お肉よ〜今日は本物よ〜」
「ホント!?」
「うん、ひかげちゃんが誕生日を祝ってくれたからそのお返しよ」
「わ〜い、おにくー! お姉ちゃん大好き!!」
『……似たもの姉妹だな
次回の更新は6月25日を予定している。
ではバイニ〜☆、だ』