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「せんせ〜い、じゃあ次はわたしがしつも〜ん」

 わたしが涙目で腹を押さえながら片手で手を上げれたのは、少ししてからだった。

「なんだよ?」

 その口調はわたしに笑われたのに腹を立てたのか強いものだったけど、どこか刺刺しさは和らいだ感じがした



「君の明日は楽しい?」



 そう。わたしは今日の朝からこれの答えが聞きたくて、今シン・アスカと話している

 そして今のシン・アスカなら朝とは違いちゃんと答えてくれる、そんな気がわたしはしていた

 案の上シン・アスカは手に顎をのせ、考え始める。

「……そうだな………、まだオレの明日は見えないし、色々分からない事が多いけど、

この世界に来たのも意味はある気がするし、悪くはない、と思う」

「おk。じゃあわたしがそれを輝かしい明日にしてあげるよ」

「アンタを見てると爛れたの間違いじゃないのか?」

 呆れるようにこっちを見てくるシン・アスカ。

 確かによくかがみからはそんな言葉を頂戴してる

 でもそれでいい。きっとシン・アスカにはそういう人が必要なんだよ



「……そうかもねー、じゃあ訂正、きみの明日をゆる〜くしたものにしてあげるよ」

 お互いに笑って遊ぼう。そんな人も必要だよ

「勘弁してくれ。

 まあ、長い付き合いにはならないと思うけどよろしくな、こなた」

 そう言って彼は右手を差し出す。その顔はわたしが初めて見るシン・アスカの笑顔だった。

 笑顔を見ていたためと彼が何をしたかったのかすぐには分からなかったため、わたしは何もリアクションが起こせなかった。

「あっ、いや…したくなかったらいい…忘れてくれ」

 ようやく理解し、わたしは恥ずかしそうに彼の引っ込める手を掴んで、握手をし、こっちも笑顔で一言。



「これからよろしく、シン」



 こうしてなんのかんのあったけどわたし、泉こなたはシン・アスカと知り合いました





〜 f i n 〜   






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