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『Ｌｕｃｋｙ Ｄａｙ』
１
月曜日なのに機嫌が悪い？
そんなの当たり前じゃん！ だって月曜日なんだよ？
また学校が始まって色んなことができなくなるじゃん！
「鬱だ、死のう」
「いきなり合ってそれかい！」
朝から律儀につっこんでくるかがみ。
でもわたしの気分は依然として撃沈しっぱなし。
月曜日だし、それと
「こなちゃん、シンちゃんは？」
つかさがきょろきょろと辺りを見回しながら聞いてきた通り、朝のいつもの集合場所には自称わたしの抑え役シンだけがいない。
理由は、まあヘビーなことでもなんでもない。
「ゆーちゃんと先に行った」
「……そっかー」
「ふ～ん」
こういうところは二人は本当に双子って感じる。
隠そうともしない残念という思いが顔に出ている。
まあわたしも顔には出てないけど、似たような感じ。
だからテンションダウン状態。
「取りあえず、行こっか」
「うん」
「さんせーい」
わたしたちにしては珍しく静かに学校へと向かう。
はぁー憂鬱だ
一週間の始まりがこんなんでどうなるんだろ？
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